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2012年04月11日

本屋大賞:やっぱり「舟を編む」だった

10日夜本屋大賞が発表された。
http://www.hontai.or.jp/
大賞は三浦しをん「舟を編む」
当然と言えば当然の結果が出た。

言っちゃ悪いが作品の良し悪しよりも本屋の商魂が反映した。
本屋大賞作品は売れる。
「舟を編む」が売れれば辞書も売れる。
本屋にとって二度美味しい作品。
確かに自分も本を読んで辞書を買いたくなったし、それは作者の実力と言えるだろう。
しかし、どうしても一点だけ気に食わないところがある。
馬締の風貌と言葉使いの不一致である。
通常「俺」という言葉は仕事上では避けるし、馬締は普段でも使いそうに思えないから。
ちなみになぜ辞書編纂の話なのに「舟を編む」なのかというと、
辞書は、言葉の海を渡る舟であり、編纂することを編むというから。

さて、個人的に気に入っていたピエタが3位に入ったのは本屋の良心か。
2位のジェノサイドは図書館予約待ちなので早く読みたい。


ところで、ノミネートを辞退した有川浩「県庁おもてなし課」も読んでみた。
地域興しがメインで、本屋的には売れそうな要素を含んでいるので、確かにノミネートされたのは分かる。
分かるけれども、ツッコミどころが多すぎて個人的には駄目だった。
まず「パンダ誘致論」がそこまで画期的でない、だから清藤にオーラがない。
所詮、世迷言は世迷言。(出処は有川の父の酔った時の発言)
次に、作家の吉門がお役所仕事に対して突っ込むのは冒頭だけで良かった。
ラストでガイドブックに対して、冒頭と同じように突っ込んでいるのを読まされるのはデジャヴでウザい。
最後に、掛水の言葉使いについて。
吉門と気を許しあうのは分かるが、あまりにもくだけすぎ。


まあここは「舟を編む」を貼るのがセオリーだろうが、個人的に好きな「ピエタ」を。

「ピエタ」


あぁ、せっかくなので(笑) レビューの参考にでも。

「舟を編む」


「県庁おもてなし課」



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Posted by ケンケロリン at 10:10│Comments(0)ニュース
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